2月購入予定



■コミック


02/13 のだめカンタービレ 17/二ノ宮 知子
02/16 さよなら絶望先生 7/久米田 康治
02/23 少女ファイト 2/日本橋 ヨヲコ
02/26 御緩漫玉日記 3/桜 玉吉
02/26 放浪息子 6/志村 貴子


ラノベ


2/01 オイレンシュピーゲル 壱/冲方丁
2/01 スプライトシュピーゲルI/冲方丁
2/10 狼と香辛料 IV/支倉凍砂


2月に電撃の小説大賞受賞作がドバーっと出るんですね。


2/10 ミミズクと夜の王/紅玉イヅキ [第13回電撃小説大賞<大賞>]
2/10 世界平和は一家団欒のあとに/橋本和也 [第13回電撃小説大賞<金賞>]
2/10 扉の外/土橋真二郎 [第13回電撃小説大賞<金賞>]
2/10 なつき☆フルスイング! ケツバット女、笑う夏希。/樹戸英斗 [第13回電撃小説大賞<銀賞>]

んんー、この4冊は一応読んでおくか。


■キニナル


頭がよくなる照明術/結城 未来
反社会学講座/パオロ・マッツァリアーノ
社会学の不埒な研究報告/パオロ・マッツァリアーノ


■それ以降


2007/04 ギロチンマシン中村奈々子 学級崩壊編 /日日日

読了

蟲と眼球と白雪姫/日日日



これは酷い。
オチがとにかく酷い。佐藤友哉なみにオチが酷い。
なんだか一気にチープな世界観と物語に成り下がった気がする。
3巻のクオリティが高かった分凄く残念な終わり方。


蟲と眼球(めだま)と白雪姫 (MF文庫J)

蟲と眼球(めだま)と白雪姫 (MF文庫J)


○はじまりの骨の物語/五代ゆう

正統派ファンタジー
ファン評価が非常に高く、そのために再販されたと噂を聞いて
読んだのですが、あまりにも正統派過ぎて古典的というか淡々とした印象。
個人的にはもっと外連味溢れる話の方が好き。


物語の冒頭、主人公ゲルダが恋人アルムリックに裏切られて
復讐を誓うわけですが、そこの描写が少なすぎていまいち感情移入できず。
二人の生活とかをもうチョイ書き込んでくれたらなぁ、と思う。


はじまりの骨の物語 (HJ文庫)

はじまりの骨の物語 (HJ文庫)


○縫製人間ヌイグルマー/大槻 ケンヂ



特撮の曲である『ヌイグルマー』の歌詞とは違う物語。


徹頭徹尾昭和のヒーロー物の匂いがします。しかもB級ヒーロー物。
そこに現れるのは、ヒーローが貫く正義と愛。
テレビ画面では切り捨てられて見えない犠牲や哀しみ。


友が戦いに死に行き、己は血まみれで地面を舐めたとしても
ヒーローは立ち上がり叫ぶのだ。己の名を。






縫製人間……ヌイグルマアアアアッ!!






ただ、個人的にはヘタれな感じの原作歌詞の方が好き。
「あなたはいつか年老いて 思い出話しをわたしに聞かせる
 あなたの命尽きた時 わたしは初めて愛を語るのだ」
というフレーズはいつ聞いても泣きそうになる。


縫製人間ヌイグルマー (ダ・ヴィンチ ブックス)

縫製人間ヌイグルマー (ダ・ヴィンチ ブックス)


狼と香辛料/支倉 凍砂



このライトノベルがすごい!2007で第一位になっていたので、
どれ物は試しとばかりに軽い気持ちで購入してみたのですが


これは面白い。


「続きが読みたくて仕様がない」っていうこの感覚をラノベで味わえるのは久々です。


所謂ファンタジー物に分類されるわけなのですが、
この話には魔法使いや囚われのお姫様、大剣を振るうバーサーカーも出てきません。
主人公は街から街へと荷馬車で商品を運び、売買する事で儲けを出す「行商人」という
仕事をしている青年「ロレンス」。そして、ひょんなきっかけからロレンスは
豊穣の神である賢狼「ホロ」と一緒に旅をする事になる。そんなお話。


商人が主人公のファンタジーなんて地味そうで、面白いのかどうかいぶかしんで
読み始めたのですが、文体が読みやすいからかスルッと物語に引き込まれました。
そしてそこには勇者とドラゴンの激闘に勝るとも劣らない商人達の白熱した戦いが。


相手が人間であるが故に行われる心理戦。
お互いが「商業用笑顔」のまま相手を手玉に取るために二重三重に張り巡らされる計略。
非常にめまぐるしい。そして熱い。


『されど罪びとは竜と踊る』シリーズで、ガユスが絶対勝てない!という相手に
知恵を絞り、策略を巡らせ、苦戦を乗り切る場面がありますが、
この狼と香辛料は、あの心理戦・(こずるい?)策略戦を作品の中心テーマにした感じです。
一歩間違えれば根こそぎ財産と未来、下手をすれば命まで奪われるような場面で
いかに冷静に頭と舌を回すことができるか?ギリギリの駆け引き。それは非常に熱い。



そしてこの作品の魅力のもうひとつの大きな魅力。
ヒロインであるホロが可愛い。


見た目だけだとまるで十代中盤のような美しい少女であるホロは
神様にたとえられる数百年を生きてきた狼。
老獪なのに変な所で幼稚で無邪気な所もあったり。
カテゴライズすればツンデレの一種なのでしょうが、
そのツンの裏に隠された可愛げの見せ方(ホロも、作者も)が非常に上手い。


1巻を読み終わる頃にはこのシリーズのファンに。
速攻で探して2,3巻も読みきりました。どの話も素晴らしかったです。
ただ、置いてある書店が少ないです…。
自分の家の近くでは結局発見できず、2巻と3巻は梅田まで買いに行きました。
このラノベ!で一位なのになぁ…。


嬉しい事に2月には最新刊である4巻が出るとの事。
来月が待ち遠しい。
心待ちにするシリーズがひとつ増える事はとても嬉しい。


狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (電撃文庫)

狼と香辛料 (2) (電撃文庫)

狼と香辛料 (2) (電撃文庫)

狼と香辛料 (3) (電撃文庫)

狼と香辛料 (3) (電撃文庫)


 気になる



気になるゲーム。といってもエロゲばかり3本。

戦国ランス

rakkaさんのエントリ読んでいたらやりたくなった。
鬼畜王やったのって何年前だっけ…。


戦国ランス

戦国ランス


みにきす

シナリオがタカヒロじゃない時点で微妙な匂いがするが…。
すでにオフィシャルHP内の企画のテキストが低クオリティ。
amazonレビューも結構ひどいな。
カニクオリティだけ期待して購入予定。


みにきす ? つよきすファンディスク ?

みにきす ? つよきすファンディスク ?


恋姫†無双~ドキッ★乙女だらけの三国志演義

DoragonSisterのゲーム版ってとこでしょうか?
馬鹿そうで気になる。


恋姫†無双~ドキッ★乙女だらけの三国志演義~

恋姫†無双~ドキッ★乙女だらけの三国志演義~



どうでもいい事ですが、はまぞうでリンク貼ろうとすると
エロゲは検索結果に出てこないんですね。手動で入力しかないのかな?

読了


ハチワンダイバー 1/柴田 ヨクサル

ヨクサルの将棋漫画ってどうなのよ?と思って
買ってみましたが、うん、やっぱりヨクサルはヨクサルですね。
馬鹿馬鹿しい事を真面目に書くのが上手い人だなー、ほんとに。


ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 1 (ヤングジャンプコミックス)


げんしけん 9(完)/木尾 士目

限定版入手できず…前回の同人が付いていた時は、発売日当日でも
限定版も書店で平積みされていたので、今回も予約しなくても
余裕で買えると思っていたらどこも売り切れですた(´・ω・`)」


前巻に続きおまけ要素大杉。
巻末についていた「咲さんて、その手の話凄く敏感ですよね?」
ってのは言われて見ればそうだー!って感じで怖かった。


げんしけん(9) (アフタヌーンKC)

げんしけん(9) (アフタヌーンKC)


蟲と眼球とテディベア 1/浅見 百合子

ええー、鈴音ってこんな髪型じゃないだろー。グリ子も可愛くないし…。
漫画で読む必要性が0の気がした。よって続巻は漫喫。



すもももももも 地上最強のヨメ 6/大高 忍

うーん、やっぱり当初の面白さは無くなっちゃってるよね。
購入から漫画喫茶へランク下げの時期か。



わにとかげぎす 2/古谷 実

日常に潜むちょっとした不幸のえげつなさが
上手く表現された漫画だと思うよ。さぁ今日も人生を浪費しようじゃないか。


わにとかげぎす(2) (ヤンマガKCスペシャル)

わにとかげぎす(2) (ヤンマガKCスペシャル)


 気になるけど入手できていない。



購入予定リスト的に書いておく



狼と香辛料は「このライトノベルが凄い!2007」で大賞を取っていたので
気になっているのですが、なぜかどこの書店にも置いていない。
となりの801ちゃんと姉ちゃんの詩集も書棚から発見できず。
宙出版って専用書棚ないので探しにくい。