ハチミツとクローバー(7)



ハチミツとクローバー 7 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 7 (クイーンズコミックス)



相変わらず羽海野さんの漫画はぽわぽわ暖かく、そして切ないですよ。
あとやっぱり笑いのセンスが秀逸だと思うのです。


花本先生のセリフを抜粋。

子供が子供なのは 大人がなんでもわかってるって思ってるってところだ
―――ったく大人になったくらいで何が変わるよ?
せーぜー腰が痛くなったり 駅の階段で息切れするくらいだ
いつだって帰りたいと思っているけど それが何処にあるのかすらわからないままだ



思い描いている『大人』が現実の大人と違うことに気づいてしまうと、
僕らはもう子供でいられない。
帰れる場所がわからない大人は、独りでビールでも飲むしかないのですなー。
せつないー。