ハチミツとクローバー(7)
- 作者: 羽海野チカ
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/03/18
- メディア: ペーパーバック
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相変わらず羽海野さんの漫画はぽわぽわ暖かく、そして切ないですよ。
あとやっぱり笑いのセンスが秀逸だと思うのです。
花本先生のセリフを抜粋。
子供が子供なのは 大人がなんでもわかってるって思ってるってところだ
―――ったく大人になったくらいで何が変わるよ?
せーぜー腰が痛くなったり 駅の階段で息切れするくらいだ
いつだって帰りたいと思っているけど それが何処にあるのかすらわからないままだ
思い描いている『大人』が現実の大人と違うことに気づいてしまうと、
僕らはもう子供でいられない。
帰れる場所がわからない大人は、独りでビールでも飲むしかないのですなー。
せつないー。