アンダカの怪造学/日日日
うーむ、面白いんだけど…
『狂乱家族日記』よりこっちを先に読むべきでした。
日日日はこの『アンダカ』と『狂乱』、『ちーちゃん』の
3冊しか読んだ事ないんですが、その3冊の中では一番普通っぽい感じ。
それでもそこかしこに「日日日っぽさ」みたいなのは散りばめられている気はするので
日日日読んだ事ない人にも普通に勧められるかな。万人受けする作りな気がします。
他2冊に比べてひっかかりが無いから個人的には物足りない。
なんか勢いが感じられない。
あと、主人公にあまり感情移入できなかった。目的意識が真っ直ぐすぎるからかねー。
総評としては「平均点」ってのが一番しっくりくるかな。
『狂乱』と『ちーちゃん』のインパクトが強すぎる、やっぱ。
アンダカの怪造学(1) ネームレス・フェニックス (角川スニーカー文庫)
- 作者: 日日日,エナミカツミ
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/05/29
- メディア: 文庫
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