狂乱家族日記弐さつめ

一巻目ほどインパクトはない。むー。
凶華は暴走しっぱなしなしで狂乱しているけれど。ちょっと大人しめ？
狂言ハネムーンの内容は、凶華の行動も想定の範囲内だったなー。


でもこの馬鹿馬鹿しい物語の根幹にあるのが
「家族がお互いに思いやる心」っつーのがこそばゆい感じで良いですね。
バシ先生の極東学園天国に対する言葉が「いまどきこんな高校ねーよ！」ならば
この狂乱家族は「いまどきこんな家族いねーよ！」って言葉なんでしょうか。
どちらも大マジメに謳うには気恥ずかしい真っ当さで。
フィクションだからこそ受け入れられる性善で。
それゆえに大変好ましい。うん。


寿司好きクラゲの月香の動きが気になります。

狂乱家族日記弐さつめ (ファミ通文庫)