さよならいもうと。/新井輝



表紙とタイトルで手にとって(VIPPER乙wwwwwww)
カラーページの文を読んで買ってみました。


ん〜、なんか中途半端なイメージが。
VIP的展開にも転ばず、シリアス過ぎにも転ばず。
エンディングはあまりにも予想通りだった。むぅ。
一番しっくり来たのはあとがきでした。

甘い不思議だけではなく、厳しい現実だけでなく、どっちもある世界。
それを描く作品。それを僕は書いていきたい。そう考えています。

そのスタンスはすばらしいと思います。
ぼくら大きなお友達はアッチ側とコッチ側をうろちょろしているので
その狭間の作品には強く惹かれる。
でもなぜかこの作品には大きく惹かれない。
淡白すぎるからなんでしょうか?
もっと妹を失う哀しみを書き込んで欲しかったし、SNEG?な設定を書き込んで欲しかった。
エンタメを求めすぎ?


さよなら、いもうと。 (富士見ミステリー文庫)

さよなら、いもうと。 (富士見ミステリー文庫)