学校を出よう!/谷川 流



谷川流ハルヒしか読んだ事がなかったのですが、
知人に進められたのでこちらも読んで見ました。


先にハルヒを読んでからこっちを読むと、だれしもが思う事だと思うんですが
設定や登場人物が多少変わっただけで中身はほとんどハルヒです、コレ。
本当はこっちの方が先にリリースされているわけなんで
ハルヒが『学校へ出よう』をベースに書かれているって
考えた方が正しいとは思いますが。


冷めた感じの主人公の一人称視点で地の文が進む所や、
SFネタが組み込まれている学園ストーリーな所までハルヒとそっくり。
登場人物に関しても、高慢なツンデレ娘っぽいのもいるし
古泉そっくりの微笑美少年も登場します。ん〜長門がいない…。


なんだか一巻は煮え切らない感じで終わりました。
各所の書評を読むと、どうやらこのシリーズも3巻あたりから
盛り上がりをみせるらしく、そのへまでハルヒといっしょなのか。
いまの所「平均点」といった感じなので続けて読んでみる事にします。
ってか、一巻の感想が「平均点」ってとこまでハルヒといっしょかよ…。


あ、あとイラストがなんか古いタッチ(少女漫画っぽい?)なので
イメージと会わない。これが地味に困る。


学校を出よう!―Escape from The School (電撃文庫)

学校を出よう!―Escape from The School (電撃文庫)